【不安だからこそ】葬儀の事前相談に行く人が増えています

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終活のすすめ

〜よくあるQ&Aと安心のヒント〜


「もしものときに、何をどうしていいかわからない」
「費用は?流れは?家族葬って何?」

そんな不安から、最近では生前のうちに葬儀社へ事前相談をする方が増えています。
しかし、「こんなこと聞いてもいいのかな?」「営業されない?」と心配される方も多いのも事実です。

この記事では、実際に相談に訪れる方からよく聞かれる「事前相談のQ&A」をまとめました。


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■ 事前相談って何をするの?

A. 葬儀の基本的な流れや費用、場所、形式について、あらかじめ相談できる場です。
相談内容は人それぞれですが、主にこんな内容がよく話題になります:

  • 葬儀の種類(家族葬、一般葬、一日葬など)
  • 宗教形式について(仏教?無宗教?)
  • お寺さんとの関係や紹介依頼
  • 葬儀費用の見積もり
  • 会場の広さや立地
  • 万が一のときの連絡方法

「何から聞けばいいかわからない」という方も多いので、ざっくばらんな世間話から始めても大丈夫です。


Q1. まだ親も元気だけど、相談に行っていいの?

A. もちろん大丈夫です。むしろ“元気なうち”がベストタイミングです。
葬儀社の事前相談は、ご本人またはご家族が元気な時にこそ意味があります。
余裕のあるときに話しておくことで、いざという時に家族が慌てずにすみます。

むしろ、葬儀直後に初めて訪れると、精神的・時間的に余裕がない状態で即決しなければならないため、思った通りの内容にならなかったという後悔の声も。


Q2. どんな形式が選べるの?

A. 家族葬・一日葬・直葬・無宗教葬など、形式は多様化しています。
以前は「お通夜+葬儀+火葬」が一般的でしたが、現在では選択肢が増えています。

葬儀の種類特徴
家族葬身内中心で静かに送る形式。費用も比較的抑えられる。
一日葬通夜なし、1日で済ませる。高齢者の参列負担を軽減。
直葬通夜・葬儀を省略し火葬のみ。最も簡素で低コスト。
無宗教葬宗教儀式なし。音楽や手紙など自由な形式で見送る。

希望やご家族の事情に応じて提案してもらえるので、具体的に決めていなくても大丈夫です。
特に無宗教は葬儀社によって、まちまちだと思います。
例えば、スライドで写真を流す、好きな音楽を流すなど対応できるスタッフや設備などもあるはずです。
事前に相談できるとイメージがつきやすいかもしれませんね。
特にないという方はお寺様もおりませんので、式自体の進行もなかったりする場合もあります。


Q3. 葬儀費用ってどれくらい?見積もりだけでもいい?

A. 相場は地域や形式により異なりますが、見積もりだけでも全く問題ありません。
電話での事前相談では、匿名でも費用の概算を教えてもらえることも多いです。
例えば:

  • 一般的な家族葬:約70万〜100万円
  • 一日葬:約40万〜70万円
  • 直葬:約20万〜40万円

「何にどのくらいかかるのか?」を明細で出してくれるので安心。
また、お布施や会食費など“葬儀社以外”の費用も教えてくれるところもあります。
後は施主様達がどこまでされたいかなど、お伝えすると良いです。
我々もそういうところを聞けると提案しやすいです。


Q4. 無理に契約を迫られない?

A. ほとんどの葬儀社は相談だけでも歓迎です。しつこい勧誘は稀です。
事前相談は「まだ決めていないけど、情報だけ聞きたい」という方が多く、契約前提ではありません。
また、最近では「しつこい営業をしないこと」が信頼のポイントとなっているため、無理な提案は避ける葬儀社が増えています。

心配であれば、「まだ検討中です」とあらかじめ伝えておくと安心です。
また、葬儀社によっては互助会や会員制度などまちまちです。


Q5. 葬儀後のことも相談できる?

A. はい。法要や香典返し、納骨、遺品整理まで相談可能です。
多くの葬儀社では、葬儀後のサポートも行っています。

  • 四十九日などの法要
  • 香典返しや挨拶状
  • お墓や納骨堂の紹介
  • 相続や遺品整理の相談窓口

特に高齢のご夫婦や一人暮らしの方にとって、**「葬儀後のことも一緒に考えてくれるパートナー」**として活用する方も増えています。


Q6. 事前相談に行くとき、持ち物は?

A. 基本的に手ぶらでOK。気になる点をメモしておくと◎。
事前相談には、特別な持ち物は必要ありません。
ただし、以下のようなメモがあると相談がスムーズになります。

  • 希望する葬儀のイメージ(家族葬がいい、費用を抑えたいなど)
  • 想定している参列人数
  • 菩提寺(お付き合いのあるお寺)があるかどうか
  • ご遺影に使いたい写真(あると見積もりに反映されやすい)

Q7. 自分が相談に行っても、家族は納得するかな?

A. ぜひ家族にも共有を。できれば一緒に相談へ。
終活や事前相談は、「本人が準備しても家族が知らなければ意味がない」ということもあります。
可能であれば、ご家族や配偶者と一緒に相談に行くことで、認識のズレを防ぎ、より安心できます。

特に「どんな葬儀にしたいか」「費用をどこまでかけたいか」などは、ご本人と家族の希望をすり合わせる良い機会です。


■ まとめ:相談することで、“もしも”の不安は軽くなる

葬儀は、人生でそう何度も経験するものではありません。だからこそ、わからないことや不安があって当然です。

でも、一歩踏み出して相談することで、「安心の準備」が始まります。
事前に話を聞くだけでも、「なんとなく不安だった気持ち」が軽くなり、家族にも優しい選択ができるようになります。


葬儀社は“人生の最期に寄り添うプロ”です。
構えすぎず、話してみることで見えてくることもきっとあるはずです。

経験談

たまにお越しになる方で自身の葬儀について考えられる方もいます。
自分は葬儀社の近所にお住まいだが、ご親族自体が遠方、県外にいらっしゃっるとか。
自身の希望や金額など考え、まとめたのがエンディングノートだと思います。
相談や見積もりを取ること自体悪いことではないですし、家族と事前に話をしてるとスムーズに
いくことが多いです。
お気軽に足を運んでいただければと思います。

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